
中小企業版SBTの『年次報告』を活用した対外的な脱炭素化アピール術とは?
- SBT認証支援
- 外部認証を取得したい
- 脱炭素の情報が知りたい
- #CO2排出量算定
- #ESG投資
2025/06/12
中小企業でも「脱炭素の見える化」が必要な時代に
「中小企業版SBT認定を取得したものの、自社の脱炭素の取り組みが思うように広まっていない…」
この記事では、そんな悩みを抱えている中小企業にぜひ取り組んでいただきたいSBTの「年次報告」を活用した取り組みのアピール術について解説します。
中小企業版SBT認定取得、またそれに準じた目標設定の公表、CO2削減、省エネに取り組んでいる企業が増えてきていますが、その“取り組み”や“成果”が社外に伝わっていないケースは少なくありません。
取引先や地域社会、金融機関からの評価を得るには、取り組み状況を公表し発信することが重要です。
そのアピールの手段として有効なのが、「中小企業版SBTの年次報告」です。
「中小企業版SBTの年次報告」は環境経営の名刺代わり!
中小企業版SBTを取得した企業には、毎年“CO2排出量の推移” を報告する必要があります。
この年次報告を有効活用することで、自社の削減への取り組み状況や、脱炭素に対する姿勢・成果を、客観的かつ効果的にアピールすることができます。
報告内容のポイント
・基準年(ベースライン)との比較によるCO2排出量の変化
・削減のために実施した施策(省エネ設備の導入、再エネ利用など)とその効果
・今後の削減目標や計画
年次報告を「信頼獲得の武器に」!
年次報告を対外的なアピールに活用すれば、自社の信頼性や環境対応力を具体的に伝えることができます。
活用方法の具体例
・自社ホームページに報告書を掲載 ・・・・・ 透明性の証明や求人のアピール
・取引先、顧客への報告資料添付 ・・・・・・ パートナー選定時の優位性に
・ESG対応や融資のための証明資料 ・・・・・ 金融機関や投資家への信頼構築に
・社内共有 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 社員の意識向上や採用活動に
「SBT認定を取得したけれど何もしていないと思われたくない」
「実績を評価されたい」
「環境への取り組みを販路開拓に活用したい」
そんな企業にこそ、年次報告は強力なアピールツールとなります。
また年次報告には特定の書式はないため、自社固有の形式で公表すれば、ブランディングや広報活動として他社との差別化にも効果的です。
当社が中小企業版SBT申請をサポートさせていただいた企業様の年次報告例
・大平洋ランダム株式会社 様
・株式会社トーエイ 様
ESJの支援内容:年次報告も安心してお任せください
ESJ(エネルギーソリューションジャパン)では、中小企業版SBTの申請支援だけでなく、認定取得後の年次報告作成やCO2削減のためのロードマップ作成もサポートしています。
中小企業版SBTを“まだ取得していない”場合
申請支援はもちろんのこと、「脱炭素診断」で的確な現状把握と目標設定のサポートが可能です
中小企業版SBTを“取得済み”の場合
- CO2排出量データの整理と的確な比較分析
- グラフや図表による視覚的な整理
- 効果的な年次報告の報告書作成
これまで申請を支援させていただいた企業様の声や事例はこちらからご覧いただけます。
まとめ|SBT年次報告で「見える脱炭素経営」を
SBTの年次報告は、単なる形式ではなく、自社の取り組みを「実績」として社外に伝える絶好の機会です。
ESJでは、認定取得後も企業の皆様に寄り添い、報告書作成から活用方法の提案まで一貫してサポートしています。
脱炭素の取り組みは「見える・伝わる」形にしてチャンスを掴み取りましょう。
CATEGORYカテゴリー
-
業種でさがす
-
設備でさがす
-
お悩みでさがす
-
導入事例でさがす