
【中小製造業必見】蒸気配管の断熱強化で”安全対策と省エネ”を同時に実現
- コストを削減したい
- 空調設備
- 冷凍冷蔵設備
- 熱源設備
- 給湯設備
- #省エネ診断
2025/06/06
中小製造業が抱える蒸気配管の課題とは?
多くの中小製造業では、蒸気を使った加熱工程が不可欠ですが、
“老朽化した断熱材”や、“断熱が施工されていない蒸気配管”は以下のようなリスクがあります。
・高温配管への接触による作業者の火傷のリスク
・熱が逃げてエネルギー消費が増える
・工場内の温度が高くなり、空調負荷が増大する
実際に当社がこれまで実施した脱炭素診断でも、上記のようなリスクやロスを数多く確認してきました。
※脱炭素診断について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
蒸気配管の断熱強化で得られる3つのメリット
1.作業者の安全性向上 ~断熱強化で表面温度を低減~
高温の蒸気配管は、少し触れただけでも重大なやけどを引き起こす恐れがあります。
断熱材で表面温度を下げることで、作業員がうっかり接触した場合のリスクを軽減できます。とくに工場内の狭い通路や点検ルートでは重要な対策です。
2.光熱費の削減 ~断熱強化で“放熱ロス”の低減~
蒸気配管の放熱ロスは、企業のエネルギーコストに直結します。断熱材を適切に施工・更新することで、配管からの熱損失を大幅に削減でき、結果的にボイラーの負荷を下げて燃料使用量の低減が可能になります。
出典:環境省 「SHIFT事業の支援実績を踏まえた有効対策の紹介」より抜粋
3. 快適性向上と空調負荷の削減 ~断熱強化で工場内の温度を抑制~
断熱処理された配管は、工場内の温度上昇を抑制し、空調コストの削減と作業環境の快適性向上に貢献します。特に空調コストの増大する夏場は、蒸気配管からの放熱が室温上昇の一因になるため、断熱強化で夏場の空調コスト削減が期待できます。
作業環境の快適性を改善したことで、人材の定着や労働生産性向上が期待できます。
断熱材の劣化に注意! ~チェックポイントを確認~
断熱材は一度施工すれば永久的に使えるものではなく、経年劣化や外部損傷により安全性とエネルギー効率が著しく低下します。
以下に当てはまる場合は、早急な点検とメンテナンスが必要です。
✔ 断熱材が施工されていない
✔ 配管表面が異常に熱い
✔ 断熱材に破損・結露がある
✔ 蒸気漏れや腐食がある
まずは今できる対策を!
蒸気配管の断熱強化は、「作業者の安全性向上」と「放熱ロスの抑制による光熱費削減」の両方に効果がある、まさに“一石二鳥”の改善策です。
安全対策としての意義に加え、エネルギーコストの削減という経済的メリットも得られるため、中小製造業にとって非常に実行価値の高い施策といえます。
なぜESJの脱炭素診断が選ばれるのか?
ESJの診断は単なる“机上の提案”ではありません。
様々な業種・設備に対応する現場密着型の分析と提案力で皆様の力になります。
ESJでは、様々な計測器を駆使した脱炭素診断でエネルギーロスを明らかにし、エネルギーコスト&CO2排出量削減を可能にします。
・放熱ロス、蒸気漏れ、過剰運転の可視化(サーモグラフィや温度測定)
・蒸気配管、ボイラー、空調を横断した包括的で実行可能な最適化提案
・継続的な対策実行のための「見える化システム」の提案
※ESJの脱炭素診断資料をご希望の方はこちらからお申込みください。
ボイラー及び蒸気配管系統についてのご相談はESJまでお気軽にお問い合わせください。また、蒸気配管の断熱以外にも、設備の運用改善やCO2排出量削減、認証取得等、多数の経験と知識から他の診断機関にはない包括的な支援をご提供しています。
CATEGORYカテゴリー
-
業種でさがす
-
設備でさがす
-
お悩みでさがす
-
導入事例でさがす