
エネルギー診断ノススメ
- コストを削減したい
- 設備更新をしたい
- CO2の見える化をしたい
- #現状把握
2025/06/27
エネルギー診断とは?
エネルギー診断とは、工場や事業所におけるエネルギーの使用状況など様々な情報を元に、専門家が分析・評価し、無駄なエネルギー使用ポイントの抽出や省エネの改善提案を行う取り組みです。
実際に工場設備の稼働状況や工程を直接確認し、各種エネルギーの使用状況、設備の稼働年数や能力などから、改善を提案する診断方法と、設備に一定期間計測器を設置し、エネルギー使用状況をデータ収集し、評価していく診断方法などがあります。
ESJでは、温度・流量・電力などの多様な計測機器を用いたデータによる診断に加え、製造設備や空調・照明などの運用実態も踏まえ、工場や事業所に最適な提案を行います。
■診断を行うメリット
エネルギー診断を受けることで、以下のような多くのメリットがあります。
設備ごとのエネルギー使用量が明確に
診断によって、どの設備がどの程度エネルギーを消費しているかを「見える化」します。
「見える化」によって、改善の優先順位を決めやすくなり、効率的な対策が可能です。
無駄な運転や待機電力の発見
生産設備では、準備や生産の合い間の待機状態で多くの電力を消費しているケースがあります。
診断を通じて、こうした無駄なエネルギー使用を「見える化」し、改善につなげることができます。
光熱費削減・CO2削減効果
診断による空調や照明の運用改善、インバータ制御の導入などにより、光熱費の削減効果は10~30%になることも多くあります。エネルギー使用量低減に伴い、CO2排出量の削減も可能となります。
では診断を行わないとどうなる?
エネルギー診断を実施しない場合、自社のエネルギー使用実態を正確に把握できず、
- 効率の悪い運用を続けてしまうリスク
- 正確な効果が出せないため補助申請に採択されない
- 取引先からの脱炭素要求に対応できない
といったビジネス上の不利益にもつながりかねません。
費用感と補助金活用について
エネルギー診断の費用は、工場の規模や対象設備数により異なりますが、数十万円〜百万円程度が一般的です。
ただし、国や自治体の補助事業(例:経済産業省のIT診断、環境省のSHIFT事業)を活用することで、自己負担を大幅に抑え診断を実施することが可能です。
IT診断とSHIFT事業の違いについてはこちらをご参照ください。
ESJでは、補助金の申請支援から成果報告までトータルでサポートしています。
ESJの支援実績と専門性
ESJ(エネルギーソリューションジャパン)は、これまで製造業を中心に多くの中小企業に対し、エネルギー診断の実施と改善提案を行って参りました。各種補助金の活用支援にも豊富な実績があり、専門家が現地訪問させて頂き、現場に即した具体的な提案を行うことを強みとしています。
まとめ|次のアクションへ
エネルギー診断は、見える化の第一歩であり、エネルギーコスト削減と脱炭素の両立を目指す企業にとって、非常に有効な手段です。
エネルギー診断を機に、長く稼働してくれた設備を休ませて、高効率な設備を補助金で導入してはいかがでしょうか?
「自社も診断を受けた方がいいかもしれない」「診断を実施してみたい」と感じられましたら、ぜひ一度ご相談ください。
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