
カーボンニュートラルは「エネルギー削減」だけではない
- 設備更新をしたい
- 補助金を活用したい
- 補助金申請支援
- 先進的な技術、製品、制度情報を知りたい
- #生産設備
2025/07/03
生産性向上というもうひとつの道
カーボンニュートラルに取り組む企業はその実現に向けて、さまざまな取り組みを検討、実施しています。
中でも、一般的に注目されるのはエネルギー使用量の削減ですが、実は「生産性の向上」もまた、カーボンニュートラルに直結する重要な手段です。
本記事では、中小企業が生産性向上を通じてCO2排出量を削減し、効率的にカーボンニュートラルを進めるための考え方や取り組みのヒントをご紹介します。
なぜ「生産性向上」がカーボンニュートラルに貢献するのか
生産性を上げることは、単に企業の収益性を高めるだけではなく、エネルギー効率の改善にもつながります。
例えば…
- 同じ生産量をより短時間・少ない設備稼働で達成することで、消費電力量を抑えられる
- ムダな動線や作業工程を見直すことで、不要な照明・空調・機器稼働を削減できる
- 人手不足を補う自動化導入によって、最適化された稼働が実現し、エネルギー使用量の最小化につながる
中小企業にできる生産性向上の取り組み例
ESJでは、多くの中小企業の支援を通じて、以下のような実例に基づいた提案を行ってきました。
- 設備の稼働データを見える化し、稼働率が低い時間帯や工程を特定して運用改善
- 作業フローのボトルネックを診断し、工程の統合や動線の見直しを図る
- 補助金を活用した高効率設備への更新で、生産量あたりのエネルギー使用量を削減
- 照明・空調などのエネルギー管理を従業員と共有し、職場全体の省エネ意識の向上
支援制度や補助金の活用で取り組みやすく
経済産業省や環境省では、中小企業向けに省エネ診断やSHIFT事業など、現状におけるムダなエネルギー使用や工程を見直す「エネルギー診断事業」や、補助金を活用して、生産ラインの更新や、工場や事業場全体で大幅な省エネを図る事業など、カーボンニュートラルに向けた取り組みを支援する制度があります。
特に「生産性向上」と「エネルギー削減」を両立する設備投資は、中小企業にとってコストを抑えながら競争力を高める大きなチャンスになり得るため、ぜひ活用をお勧めいたします。
まずは自社の状況を知ることから
自社のどこに無駄があるのか、どこを合理化できるのかを知るには、第三者の視点での診断が効果的です。ESJでは、SHIFT事業やIT診断などを活用した「脱炭素診断」を通じて、お客様の生産性向上とカーボンニュートラル実現をサポートしています。
エネルギー削減に行き詰まりを感じ、すぐに太陽光発電システムなどの高額な設備を導入してしまう前に、まずはご相談ください。
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「カーボンニュートラルに向けて何から始めればいいかわからない」
「エネルギー削減が限界なので他の方法を探している」
そんなお悩みをお持ちの方は、ぜひESJまでお気軽にご相談ください。
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