ご相談時の背景と課題
当初は工場内の作業環境改善策として、灯油からLPGへの燃料転換を検討されていました。
使用量の把握にも流量計を設置されており、既に見える化による管理が進んでいました。
- エネルギー使用状況
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- 灯油:73%、LPG:3%、電力24%
- 灯油は主にアルミダイカスト溶解炉において使用
- 課題
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- アルミダイカスト溶解炉の灯油➡リジェネバーナーとLPG燃料転換によるCO2排出量削減
- 老朽化した変圧器の更新
- 水銀灯のLED化
ご支援内容
- 2019年
- 環境省ポテンシャル診断事業を活用し、課題の明確化と共に対策を提案
- 2021年
- 環境省SHIFT事業 設備更新補助事業を活用し、リジェネバーナーと燃料転換を実施
- 2025年
- 中小企業版SBT申請を支援
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脱炭素診断・計画策定支援
- データ計測による現状把握
- 削減余地の明確化
- 削減対策提案
- 脱炭素化計画
- 対策優先順位の明確化
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脱炭素・省エネ補助金申請
- 計画策定に基づいた設備更新計画の立案
- 申請書作成・提出
- 修正対応
- 設備更新後の年次報告
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中小企業版SBT申請支援
- CO2排出量算定
- 削減目標設定
- SBTi(申請窓口)の対応
支援成果
ESJのサポート開始以前から「環境に配慮した経営」を意識されており、ポテンシャル診断事業実施時には既に燃料使用の見える化を導入されていました。
ESJでは、SHIFT事業設備更新補助事業を活用し、CO2排出量削減の最重要課題であるアルミダイカスト溶解炉の燃料転換、中小企業版SBT申請を支援させていただきました。
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CO2排出量削減率 約 46 % 燃料転換をはじめとした
対策実行による年間CO2削減量
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年間コスト削減額 約 100 万円 SHIFT事業設備更新補助事業
実施計画における対策実行
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補助金採択金額 約 0.1 億円 SHIFT事業 設備更新補助事業
(補助率1/3)
お客様の声
大規模補助金への不安を乗り越え、取引先から注目される環境先進企業へ
株式会社トーエイ
代表取締役社長
黒田 昌義 様
株式会社トーエイ
製造部製造1課 課長
武内 慎介 様
- サービス活用前に感じていた不安や課題はありましたか?
弊社にとって大規模な補助金の活用であったため、採択されるかを懸念していました。
また、環境省として初めての補助事業(SHIFT事業)とのことでしたので、どの程度の資料準備が必要になるのかという点も不安に感じていました。- 実際にご活用いただいた弊社サービスについて、印象に残ったこと・専門の支援を活用して良かったとお感じになったことはありますか?
診断・補助金・SBT認証、各分野でのスペシャリストの方がいて、質問事項や困り事に丁寧に対応頂いた事が印象に残っています。
最後は、一つの事を成し遂げた仲間の様な感じで対応して頂けました。
また、検査時は減額の状況にもなりましたが、専門的知見により最低限の減額で済んだことは、担当窓口として非常に助かりました。- 社内ではどのような変化や、また成果はありましたか?
今回導入した設備は先進的な設備であり、取引先様にも見学して頂けるほど、弊社としても自慢できるシステムとなりました。
また、SBT認証を取得までサポートして頂いた為、環境に関しては同業他社様より一歩進んでいるという自信がもてました。- これから取り組む企業や、同じような課題を抱えている企業に向けてひと言あればお願いします。
補助金の申請は、資料の準備・各方面との打合せ等やらなければならない事は多いですが、ESJ様の様な信頼できるパートナーの存在は大事です。
大変な業務ですが、採択され工事完了した暁には、苦労した分の達成感が得られます。
是非チャレンジしてほしいと思います。- これまでの取組結果を活かして、事業をどのように発展させていきたいかお聞かせください。
環境を意識した企業として、SBT認証まで取得できたので他社様と差別化ができています。
これを弊社の強みの一つとして、受注増に繋げたいと思っています。
ESJ支援担当者の声
エネルギーソリューションジャパン
取締役 補助金支援部 マネージャー 酒井 理恵
粘り強く連携にご協力いただき、困難を乗り越え、実現できた設備更新でした。
トーエイ様の設備更新で活用した環境省「SHIFT事業」は、制度移行後初の設備更新補助金であり、補助対象範囲の精査や算出根拠の整備など、細部にわたる調整が求められるプロジェクトでした。
採択後には、コロナ禍に伴う世界的な半導体不足により、溶解炉制御盤(PLC)の納期が1年近く遅れ、設備導入も約1年後ろ倒しとなりました。
一方で、制度上、検証年度の延期は認められず、CO2削減量の不足分をクレジット購入で補う必要が生じました。ESJでは、トーエイ様のご負担を少しでも抑えるため、ともに安価で信頼できる販売先を探し、調達まで伴走しました。
さらに、補助金の完了検査では減額の指摘を受ける厳しい局面もありましたが、必要資料の整理や関係各所との協議を重ね、トーエイ様と一つひとつ真摯に対応し、乗り越えることができました。
数々の予期せぬ事態にも粘り強く向き合ってくださった黒田社長、武内様に、改めて深く感謝申し上げます。
現在も引き続き、ともにカーボンニュートラルの取組を進められていることを大変うれしく思います。私たちESJも、これからも責任を持って誠実に寄り添い、最善の道をともに考え続けてまいります。
