ご相談時の背景と課題
一時的な需要の変動により出荷量が低迷していましたが、需要回復に備えた増産への対応と、
それに伴う残業時間削減を目的に先行投資を検討されていました。
- エネルギー使用状況
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- 電気:52.5%
- 軽油:47.5%
- 課題
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- 設備老朽化による作業効率の悪化
- 原油高騰による燃料費調達コストの上昇
- 競合他社の営業範囲拡大
ご支援内容
- 2024年
- 8月 日本砕石協会 関東地方本部でのESJの補助金活用に関する講演を機に、活用できそうな補助金についてお問い合わせ
➡省エネ補助金 オーダーメイド枠での申請をご提案。 - 2024年
- 10月 現状把握・省エネ計算・申請方針の決定
- 2024年
- 11月 経産省省エネ補助金 申請書類作成を開始
- 2025年
- 1月 令和5年度補正 4次公募申請へ提出、同年2月 採択、交付決定
- 2025年
- 12月 新設備設置・検収完了
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脱炭素・省エネ補助金申請
- 計画策定に基づいた設備更新計画の立案
- 申請書作成・提出
- 修正対応
- 設備更新後の年次報告
支援成果
生産性向上、および増産対応と原単位改善を目指し、プラントの合理化を進めました。
原単位申請は一般的な省エネ率での申請に比べ難易度が高い申請方式ですが、
申請要件の整理から、必要な計測、データの取得、算定、申請書類一式の作成までサポートさせて頂きました。
採択後も、必要な中間報告・完了実績報告の提出を行い、現在は、毎月のデータ収集~集計~成果報告書作成を継続してサポートしています。
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原単位改善率 約 12 % 交付申請時における
省エネ計算結果より。 -
補助金採択金額 約 2.2 億円 経産省省エネ補助金
オーダーメイド(補助率1/2)
お客様の声
設備更新を「単なる老朽化設備の更新」で終わらせない。同時にさまざまな課題を改善し、競争力向上へとつなげる継続的な取り組みに。
株式会社織戸組 南アルプス事業所
砕石事業部 製造開発グループ (山梨統括)部長
上田 寛紀 様
- サービス活用前に感じていた不安や課題はありましたか?
今回、砕石プラントの2次側設備を更新するにあたり、補助金の活用を検討しました。しかし、社内ではこれまで大規模な補助金を活用した事例が少なく、申請から事業計画の策定まで不安がありました。
また、補助金申請までの準備期間が約2カ月しかなく、限られた時間の中で必要な資料や根拠を整理しなければならないという課題もありました。
設備更新によって生産効率が向上することは予想できていましたが、その一方で増産に伴いエネルギー使用量も増加する計画でした。そのため、補助事業で求められる省エネ効果や削減率を達成できるのか、大きな不安を感じていました。- 実際にご活用いただいた弊社サービスについて、印象に残ったこと、 特に助かった点や安心できた点、専門の支援を活用して良かったとお感じになったことはありますか?
実際に設備の稼働状況や電力使用量などを計測し、そのデータをもとに改善効果を算出していただいたことで、不安が大きく解消されました。
感覚や予測だけではなく、実測値という客観的なデータに基づいて省エネ効果を確認できたことは非常に良かったと思います。
また、補助金申請までの時間が約2カ月と非常に限られていましたが、短期間の中でも必要な調査やデータ分析、資料作成を進めていただき、成果につなげることができました。- 社内での変化や成果はありましたか?
今回の設備投資により、生産性の向上だけでなく作業環境の改善や電力を含めたコスト削減など、様々な面で効果が期待できるようになりました。
また、省エネルギー化を進めることで環境負荷の低減にもつながるため、設備投資が生産面だけでなくコスト面や環境面にも効果をもたらすことを改めて実感しています。
設備投資を単なる老朽化設備の更新として捉えるのではなく、複数の課題を同時に改善する機会として考えられるようになったことも、今回の取り組みの大きな成長だと感じています。- これから取り組む企業や、同じような課題を抱えている企業に向けてひと言あればお願いします。
設備の老朽化や生産性、コスト、作業環境など、さまざまな課題を抱えている企業は多いと思います。しかし、設備更新を行うことで、それらの課題を同時に解決できる可能性があります。
大きな設備投資には費用面での負担もありますが、補助金を積極的に活用することで、より計画的に設備改善を進めることができます。
自社だけで判断するのではなく、専門的な知識を持つコンサルタント会社などの支援も活用しながら、積極的に設備改善に取り組んでいくことが重要だと思います。- これまでの取組結果を活かして、事業をどのように発展させていきたいかお聞かせください。
今回の取り組みで得られた成果や経験を活かし、今後もさらなる設備改善や省エネルギー化に取り組んでいきたいです。
この設備更新で得られた生産性向上やコスト削減の効果を検証しながら、次の改善につなげていくことが重要だと考えています。
補助金も積極的に活用しながら、作業環境の改善、生産性の向上、コスト削減、環境負荷の低減を継続的に進め、より競争力のある砕石プラントを目指していきたいと思います。
ESJ支援担当者の声
エネルギーソリューションジャパン
カスタマーサポート部マネージャー 菊地百代
緻密な計画と密な連携が、短期間でも採択につながる申請書へと磨き上げられました。
2024年11月18日の初回面談から1月14日の公募締切まで、年末年始を挟むわずか約2ヶ月という、時間に追われる中での申請でした。
通常であれば申請まで3ヶ月はかかるプロセスでしたが、このスピード感で申請まで進めることができたのは、何より織戸組様のご協力のおかげです。
ご担当の上田様、森様、川西様の迅速なご対応はもちろん、事前につくり込まれていた設備計画が非常に綿密だったからこそ実現できたプロジェクトだったと思います。
将来の増産を見据えた「二次破砕プラントの合理化による原単位改善」は、一般的な省エネ率での申請に比べて難易度が高い申請でした。それでも、申請要件の整理から計測・データ取得、算定、書類作成まで一貫して伴走し、採択につなげられたことは、ESJだからこそ実現できた対応だったと自負しています。
本プロジェクトによって設備の生産能力は劇的に向上しました。
事業完了後、書類一式をお引き渡しするために伺った際、導入された中山鉄工所様の電動移動式破砕機「デンドマン」を拝見し、従来の破砕機とは方式がまったく異なることに大変驚きました。この先進的な設備の導入プロジェクトに携われたことを、心よりありがたく感じています。
現在は工事も滞りなく完了し、省エネ効果の検証フェーズに入られています。データの集計や成果報告書の作成など、これまでの取り組みが目に見えるカタチになることをとても楽しみにしております。
