ご相談時の背景と課題
省エネにご関心はあるものの、具体的な対策や進め方が分からない状況でした。
カーボンニュートラルの取り組みを模索中に、当社の脱炭素化セミナーへのご参加を機に支援開始。
- エネルギー使用状況
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- 電力100%
- 主に生産工程で発生、消費量は年間を通じてほぼ一定。
- 課題
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- 生産性の向上(売上増、エネルギー原単位・原単価の改善を目指す)
- 省エネ・脱炭素対策の推進(電力使用量、CO2排出量の削減に繋がる対策を重視)
- 老朽化設備の更新
ご支援内容
- 2021年
- 環境省SHIFT事業を活用した、脱炭素診断・脱炭素化促進計画策定支援を実施。
脱炭素化促進計画の策定を通じ、老朽化設備の更新を見据えた、生産性向上と省エネを両立する
具体的な対策をご提案。 - 2022年
- 経産省省エネ補助金を活用した設備更新(「03 支援成果」参照)。
- 2024年
- 中小企業版SBT認定取得のための申請を支援。
SHIFT事業を活用し、他工場の脱炭素診断・脱炭素化促進計画策定支援を実施。
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脱炭素診断・計画策定支援
- データ計測による現状把握
- 削減余地の明確化
- 削減対策提案
- 脱炭素化計画
- 対策優先順位の明確化
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脱炭素・省エネ補助金申請
- 計画策定に基づいた設備更新計画の立案
- 申請書作成・提出
- 修正対応
- 設備更新後の年次報告
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中小企業版SBT申請支援
- CO2排出量算定
- 削減目標設定
- SBTi(申請窓口)の対応
支援成果
導入費用の負担から踏み切れずにいた設備更新も、補助率10/10の補助制度と具体的な対策提案をあわせて確認できたことで、実施を決断されました。
脱炭素化計画策定を起点に、設備更新、中小企業版SBT認証取得と順調にステップアップされています。
現在は他事業所でもSHIFT事業を活用した脱炭素診断の実施など、全社での取り組みが進められています。
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CO2排出量削減率 約 42 % 脱炭素診断の対策における年間CO2削減量
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年間コスト削減額 約 2,200 万円 脱炭素診断の対策における年間コスト削減額
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補助金採択金額 約 1.7 億円 省エネ補助金オーダーメイド申請 設備費(補助率10/10)
お客様の声
丸喜産業株式会社 本社工場
代表取締役社長 小薗 雄治 様 省エネと品質向上を両立し、北陸の再生材拠点として次の成長へ
- サービス活用前に感じていた不安や課題はありましたか?
エネルギーコストやCO2排出量の削減が必要であることは感じていましたが、具体的に何から始めればよいのか分からない状態でした。
感覚的には、押出機の電力消費が大きいのではないかという見当はついていました。
しかし、実際にどの程度の電力を使用しているのかを数値で把握できておらず、どのような対策を取ればよいのかも見えていなかったことが不安でした。また、当時の菅総理大臣による「2050年カーボンニュートラル宣言」は、当社にとっても大きな影響がありました。
リサイクルという事業の方向性はカーボンニュートラルと合致している一方で、その製造プロセスにおけるCO2排出量の削減には課題を感じていました。- 実際にご活用いただいた弊社サービスについて、印象に残ったことはありますか?
環境省SHIFT事業を活用して電力の見える化を行ったことで、押出機だけで全体の電力使用量の75%を占めていることが初めて分かりました。
また、複数ある押出機の間でも、電力消費量に差があることも明らかになりました。
それまで感覚的に捉えていた課題が、数値として見えるようになったことは大きかったです。特に印象に残っているのは、エネルギー原単位、つまり生産量あたりのエネルギー使用量を分析した結果を初めて見たことです。
この分析結果が、設備更新を検討する大きなきっかけになりました。- 特に助かった点や、専門の支援を活用して良かったと感じたことはありますか?
省エネ補助金を活用し、押出機を集約できたことは非常に大きかったです。
製造効率を高めながら、電力使用量の削減にもつなげることができました。また、補助率10/10の補助事業をご紹介いただいたことで、株主の理解も得やすくなりました。
設備更新後の成果も含めて考えると、当社にとっては活用しない理由がないほど、非常にありがたい機会だったと感じています。- 社内ではどのような変化や成果がありましたか?
旧設備から新設備へ更新は、集約によってオペレーターの負担軽減につながりました。
さらに、品質が均一になり、分散性が向上したことで、品質面でも成果が出ていると感じています。
電力使用量の削減だけでなく、製造効率や品質の向上にもつながった点は大きな成果です。また、設備を集約したことで作業スペースも確保でき、作業性の向上にもつながったと感じています。
- これから取り組む企業や、同じような課題を抱えている企業に向けてひと言お願いします。
田﨑社長をはじめ、ESJさんは専門知識が豊富で、私たちの課題や質問にも親身になって対応してくださいました。
課題であった電力使用量の削減、CO2排出量の削減についても、しっかり成果を出していただきました。
今後は、すべての企業にとって、CO2削減をはじめとした環境への取り組みが必須になっていくと考えています。自社だけで取り組むのが難しい場合でも、専門的な支援を活用しながら進めることで、成果につながりやすくなると思います。
ESJ支援担当者の声
エネルギーソリューションジャパン
ESJ代表取締役 田﨑 剛史
現状把握から実行まで伴走し、設備更新と脱炭素化の前進を支援させていただきました。
診断と計画策定からスタートさせていただきました。
当時はちょうどコロナ禍でもあり、成型機インバータの納期が事業期間内に収まらず、
事業期間延長の対応が必要になるなど、執行団体様、商社様、装置メーカー様とも連携しながら、皆様と一緒に調整を進めたことを今でもよく覚えています。
大変な時期ではありましたが、そうして導入された設備が現在もしっかり稼働し、生産性向上や省エネに貢献していると伺い、とても嬉しく感じています。
また、SBT取得などを通じて、循環型社会に貢献される取り組みを継続されている点も非常に印象的で、今後もカーボンニュートラルに向けた取り組みをリードされていくのだと思います。
ESJとしても、単なる診断や補助金支援にとどまらず、お客様の挑戦に伴走できる存在でありたいと考えています。今後のさらなる発展を楽しみにしております。
