エネルギーソリューションジャパンは中小企業向けSBT認定取得の申請支援を行っています。
では、SBT認定取得のメリットとはどんなものでしょう。
SBT認定取得のメリットの前にSBTとは何なのか?
SBTは「Science Based Targets」の略で、国際社会全体で温暖化防止対策を進めていくため、「世界の平均気温上昇を産業革命前と比較して、2℃を目標設定とし1.5℃に抑える努力を追及すること」を目的としています。2015年のパリ協定で定められ、国際的なこの目標に整合するよう、企業は温室効果ガスの排出削減目標を設定する必要があり、企業の積極的な温暖化防止対策の取組みを促しています。わかりやすくまとめると、以下になります。
日本国内においても、SBT認定企業369社、2年以内にSBT認定を取得すると宣言しているコミット企業69社、合計438社となり、急速に増加傾向にあります。(2023年3月時点)
通常のSBTはScope1~Scope3まで全ての排出が対象ですが、中小企業向けSBTはScope1+Scope2が対象となります。
中小企業向けSBTは、中小企業に大きな負担を強いることなく、パリ協定の水準に整合した削減目標を設定するための迅速かつ簡素化された目標検
証ルートです。
01
SBTの承認の取得は、SBTに参加している企業や、環境意識の高い取引先に対する訴求力の向上に繋がります。
02
SBTの承認を取得することで、自社のホームページや広報活動でのアピールが可能となります。また、SBT承認企業として露出も増え、知名度や認知度の向上に繋がります。
03
資金調達の面においても、環境への取り組みが、金融機関や投資家からの評価に繋がります。脱炭素経営企業を対象とした融資や、融資条件の優遇等、新たな機会の獲得へ有利に働きます。
契約/データ集計
申請内容確認
申請フォーム
入力/送信
SBTi審査
申請料送金
SBTi承認
契約後、電気代、燃料代などの請求書をご用意いただきます。
GHG算定結果を基に、申請する基準年度を決定します。
申請フォームへ入力後、データを送信します。
データ送信後、SBTi事務局で審査が開始されます。(2週間~1ヶ月程度)
審査終了後、申請料の米ドル$1,000の請求書が発行されます。
送金の際、送金証明書を取得し、提出します。
事務局が着金を確認後、SBTiの公式ホームページに、会社名と申請水準が公開され、正式に承認されます。